iPS
テラトーマ形成能試験
ヒト由来iPS細胞のテラトーマ形成能試験
iPS細胞をNOD-ScidマウスまたはScidマウスに移植してテラトーマ形成能を評価します。
新たに樹立された多能性幹細胞の評価試験としてテラトーマ形成能をみることは非常に重要なステップです。 iPS細胞をNOD-Scidマウス/Scidマウスに移植して形成されたテラトーマを採取し、その組織切片から三杯葉(外胚葉、中胚葉、内胚葉)に分化していることを確認します。
No. | 作業内容 | 価格(税抜) | |
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1 | ヒトiPS細胞お預かり 生細胞(70~80%コンフルエント状態のT25フラスコ×1個/匹) 凍結細胞(0.5~1.0×106細胞/Vialx2本 ) | お預かり費用は場所などによって 異なります。 | |
2 | iPS細胞培養・調整 | 生細胞(一晩培養して、調整) | 35,000円/株(feeder-freeの場合) |
凍結細胞(必要な細胞数まで培養して調整、培地御供与) | 150,000円/株(feeder-freeの場合) | ||
3 | マウス購入 | NOD-Scidマウス | 18,000円/匹 |
Scidマウス | 8,000円/匹 | ||
4 | テラトーマ形成作業 (マウスへのインジェクション) | 精巣 | 16,000円/匹 |
5 | マウス観察期(飼育費用) | NOD-Scidマウス | 350円/匹(1日あたり) |
Scidマウス | 250円/匹(1日あたり) | ||
6 | テラトーマ組織検査 | 解剖、摘出、固定 | 7,500円/匹 |
パラフィン包埋 | 1,800円/臓器 | ||
パラフィン切片薄切 | 2,700円/3枚(1臓器・1ブロック) | ||
HE染色 | 1,800円/枚 | ||
組織標本観察(写真含む) | 9,600円/1セット | ||
その他の染色 | お問い合わせ下さい | ||
報告書作成 | 30,000円~ |
※細胞が少ない場合や、その状態によってはお受けできないこともありますので、事前にご相談ください。
ご提供細胞につきましては、マイコプラズマ検査証をご提出下さい。
弊社で検査を実施させて頂くこともできますが、別途費用がかかります。
※ヒト由来iPS細胞の使用についてはユニーテック株式会社倫理委員会で審議しますので、お時間を要する場合やお受けできない場合があります。
マウス由来iPS細胞からのキメマウス作製・F1へテロマウス作製および多能性試験
新たに樹立されたiPS細胞の多能性は、in vitroにおける分化誘導やテラトーマ試験によって評価することが可能ですが、現状ではそれ らの試験で正常な器官が形成されるかまでは判断できません。
そのため、iPS細胞由来のキメラマウスを作製することで、個体発生能(正常な器官形成)を評価します。
また、ご要望に応じて、F1ヘテロマウスを作製することでGerm line transmissionを確認いたします。
安定した技術により、技術的なバイアスを排除したデータを提出します。 |
受託から最短約5ヶ月でF1ヘテロマウスを納品致します。 |
作製したマウス、データの知的財産権は全てお客様に帰属します。 |
No. | 作業内容 | 価格(税抜) |
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1 | iPS細胞培養・調整(On feeder) 凍結細胞お預かり(1~5x 105細胞/vialx 2本) | 95,000円/種 |
2 | iPS細胞のインジェクション(マウス胚盤胞へのインジェクション) | 700,000円/種 |
3 | 微生物学的検査(SPFマウスの検査) | 60,000円/回 |
4 | マウス輸送(キメラマウスの輸送) | 輸送費用は場所などによって 異なります。 |
5 | F1ヘテロマウス作製(Genotyping PCR含む) | 750,000円 |
6 | 組織検査 | 上記テラトーマ組織検査の項を参照 |
ご注意
本サービスにより作製するiPS細胞は、iPSアカデミアジャパン(株)のライセンスを受けて、ユニーテック(株)が受託製造します。 非営利機関(大学・研究機関)以外に所属の方から注文いただく際には、iPSアカデミアジャパン(株)と個別にライセンス契約が必要となります。 非営利機関に所属の方でも、研究目的が商業目的(営利機関との共同研究を含む)である場合には、同様に個別のライセンス契約が必要となります。 詳細はお問い合わせ下さい。