ウイルス作製

遺伝子組換えアデノウイルス・ アデノ随伴ウイルス作製受託

遺伝子組換えウイルスの作製

この受託サービス(アデノウイルス、レトロ・レンチウイルス作製)は研究目的でのみご利用できます。
拡散防止措置法「研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止等を定める省令」にしたがって作製を致します。
作製されたウイルスは研究用の使用に限定し、臨床目的や診断には使用できません。

ご希望の遺伝子を細胞に導入するための遺伝子組換えウイルス作製を行います。標的細胞の性質や、実験の御目的に合わせて作製するウイルスをご選択いただけます。ウイルス作製用プラスミドベクターを御供与頂いてのウイルス作製、あるいはプラスミドベクター構築のみのご依頼も承っております。

各ウイルスの特徴

ウイルス導入形態増殖細胞
への導入
非増殖細胞
への導入
エンベ
ロープ
その他特徴
レトロウイルス安定発現×ES, iPS等においてサイレンシングを受ける。
レンチウイルス安定発現 
アデノウイルス一過性発現 
アデノ随伴ウイルス一過性発現免疫原性が他ウイルスより低い。
BSL1での取り扱いが可能。

受付方法

1.秘密保持契約の締結(必要とされる場合)
2.供与核酸情報(核酸供与体・由来種名、遺伝子名、Accession No.)のご提示
3.弊社安全委員会にて物理的封じ込めBSL2以下かを判断し、可否をご報告
4.(3)で可の場合のみ作製受託開始

受付条件

遺伝子組換えウイルスが増殖能欠損株である場合のみ、取扱可能。
供与核酸が既知配列であり、かつ哺乳類等に対する毒性あるいは病原性を示すタンパク質に係る遺伝子ではないことが必要。
作製した遺伝子組換えウイルスは研究目的でのみ使用可能であり、臨床目的や診断には使用できません。 第三者への譲渡は出来ません。
遺伝子組換えウイルスの生産・取扱については、関連法規(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律、研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令等)および安全委員会(省庁およびご所属機関)の定める実験方針に従ってください。
遺伝子組換えウイルスが増殖能欠損株である場合のみ、取扱可能。
供与核酸が既知配列であり、かつ哺乳類等に対する毒性あるいは病原性を示すタンパク質に係る遺伝子ではないことが必要。
作製した遺伝子組換えウイルスは研究目的でのみ使用可能であり、臨床目的や診断には使用できません。 第三者への譲渡は出来ません。
遺伝子組換えウイルスの生産・取扱については、関連法規(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律、研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令等)および安全委員会(省庁およびご所属機関)の定める実験方針に従ってください。
遺伝子組換えウイルスが増殖能欠損株である場合のみ、取扱可能。
供与核酸が既知配列であり、かつ哺乳類等に対する毒性あるいは病原性を示すタンパク質に係る遺伝子ではないことが必要。
作製した遺伝子組換えウイルスは研究目的でのみ使用可能であり、臨床目的や診断には使用できません。 第三者への譲渡は出来ません。
遺伝子組換えウイルスの生産・取扱については、関連法規(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律、研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令等)および安全委員会(省庁およびご所属機関)の定める実験方針に従ってください。

レトロウイルス

iPS細胞樹立、初代培養細胞への遺伝子導入に!

マウス白血病ウイルス(Murine Leukemia Virus, MuLV)をベースとして、増殖能を欠損させた遺伝子組換えウイルス。一本鎖RNAをゲノムに持ち、細胞内で逆転写により産生されたDNAを宿主細胞のゲノムに挿入するため、インサートの安定発現が期待できます。 パッケージング細胞を使用することにより高タイター(PLAT-E: 107~108 CFU/mL程度、PLAT-A: 106~107 CFU/mL程度)のレトロウイルス作製が可能となります。インサート6.5 kbpまででしたら、ご要望に合わせて多彩なレトロウイルスベクター構築が可能です。 キットの御供与が不要なため、より低コストでの作製が可能です。

ベクター構築

cDNAクローニングからレトロウイルスベクター構築まで承ります。
6.5 kbp以内のcDNA、2つ以上のcDNAの同時発現、siRNAの発現とご要望に合わせた設計・構築を致します。
cDNAクローニングからレトロウイルスベクター構築まで承ります。
6.5 kbp以内のcDNA、2つ以上のcDNAの同時発現、siRNAの発現とご要望に合わせた設計・構築を致します。

パッケージング細胞の選択

レトロウイルスの作製では、標的となる細胞に合わせて
パッ ケージング細胞を選択する必要がございます。

PLAT-E Ecotropic retrovirus由来エンベロープを発現
→マウス、ラット細胞に感染可能
PLAT-A Amphotropic retrovirus由来エンベロープを発現
→ヒト、マウスを含むほとんどの哺乳類細胞に感染可能 ご目的によりご選択下さい。
PLAT-E Ecotropic retrovirus由来エンベロープを発現
→マウス、ラット細胞に感染可能
PLAT-A Amphotropic retrovirus由来エンベロープを発現
→ヒト、マウスを含むほとんどの哺乳類細胞に感染可能 ご目的によりご選択下さい。

価格表

品名種別単位価格(税抜)
書類作成試験計画書・最終報告書、その他書類の作成試験40,000円/試験
ベクター構築cDNA挿入、配列確認(~6.5 kbpまで)150,000円~/種
ベクター増量(100 μg以上)50,000円~/種
組換えレトロウイルス作製
(10 mL)
トランスフェクション、培養上清の回収400,000円/種
組換えレトロウイルス作製
(40 mL)
トランスフェクション、培養上清の回収600,000円/種
力価測定薬剤選択後の耐性コロニーカウントより算出150,000円~/種
納品ドライアイス代、輸送費、雑費含む30,000円/回
発現確認(オプション)免疫染色等70,000円~/種

レンチウイルス

ヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus, HIV)をベースとして、増殖能を欠損させた遺伝子組換えウイルス。エンベロープに水疱性口内炎ウイルス由来VSV-Gを用いているため、ほぼ全ての細胞に感染可能です。レトロウイルスと同じく逆転写後のDNAを宿主細胞のゲノムへ挿入する性質を持っていることに加え、非増殖細胞のゲノムにも挿入可能である特性を持っています。 レトロウイルスで安定導入が難しい細胞株が御目的の場合は、レンチウイルスの使用をご検討ください。 なお、レトロウイルスと比べて力価が低い(105 CFU/mL程度)傾向にあるため、濃縮工程の追加をお勧めいたします。

価格表

品名種別単位価格(税抜)
書類作成試験計画書・最終報告書、その他書類の作成試験40,000円/試験
ベクター構築cDNA挿入、配列確認(~6.5 kbpまで)150,000円~/種
ベクター増量(100 μg以上)50,000円~/種
組換えレンチウイルス作製
(10 mL)
トランスフェクション、培養上清の回収400,000円/種
組換えレンチウイルス作製
(40 mL)
トランスフェクション、培養上清の回収600,000円/種
ウイルス濃縮10倍程度200,000円~/種
力価測定薬剤選択後の耐性コロニーカウントより算出150,000円~/種
納品ドライアイス代、輸送費、雑費含む30,000円/回
発現確認(オプション)免疫染色等70,000円~/種
※必要なキット一式を供与頂く必要がございます。

アデノウイルス

増殖細胞・静止期細胞・哺乳類動物全般へ効率よく感染!

アデノウイルスの増殖に必要なE1領域を欠損させた遺伝子組換えウイルス。ウイルスゲノムが宿主細胞のゲノムに組み込まれることは稀であり、増殖・非増殖細胞における一過性発現が期待できます。

価格表

品名種別単位価格(税抜)
書類作成試験計画書・最終報告書、その他書類の作成試験40,000円/試験
ベクター構築cDNA挿入、配列確認(~6 kbpまで)150,000円~/種
組換えアデノウイルス作製
(10 mL)
トランスフェクション、継代培養、培養細胞の回収300,000円/種
力価測定TCID50法により算出170,000円~/種
納品ドライアイス代、輸送費、雑費含む30,000円/回
発現確認(オプション)免疫染色等70,000円~/種
※必要なキット一式を供与頂く必要がございます。

アデノ随伴ウイルス

ヘルパー依存型ウイルスであるアデノ随伴ウイルス(Adeno-Associated Virus, AAV)からさらにAAVS1領域への挿入能力を削除した遺伝子組換えウイルス。免疫原性が低く、病原性も現在のところ認められていないため、BSL1レベルでの取り扱いが可能となっております。
ウイルスゲノムに挿入可能なインサートサイズが2.5 kbp程度と他のウイルスより小さいため、ベクター構築の自由度が低くなります。

価格表

品名種別単位価格(税抜)
書類作成試験計画書・最終報告書、その他書類の作成試験40,000円/試験
ベクター構築cDNA挿入、配列確認(~2.5 kbpまで)150,000円~/種
ベクター増量(100 μg以上)50,000円~/種
組換えアデノ随伴ウイルス作製
(10 mL)
トランスフェクション、培養細胞の回収400,000円/種
組換えアデノ随伴ウイルス作製
(40 mL)
トランスフェクション、培養細胞の回収600,000円/種
力価測定リアルタイムPCRによる測定200,000円~/種
納品ドライアイス代、輸送費、雑費含む30,000円/回
発現確認(オプション)免疫染色等70,000円~/種
※必要なキット一式を供与頂く必要がございます。

研究支援

ユニーテック

研究支援

ユニーテック

WEB会議

ユニーテック株式会社ではWEB会議を積極的に使用してお客様に伝わりやすく分かりやすいように、試験のご報告させていただきます。

採用情報

当社は創業より業容拡大を続けており、更なるサービスの向上、業務の拡大を一緒に行っていける方からのご応募を心よりお待ちしております。

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